第5章 融合するスラビア

ここで地図を見て世界情勢を眺めてみる。
アメリカではカナダが成立。ニューファンドランドはイギリスの直轄領となっている。
またアンデス連邦(Andes Republic)が南米にできている。
ヨーロッパでは北ドイツまで成立済み。またイタリアも成立している。
トルコのバルカン撤退は前回話した通り。

アジアではイギリスがインドを着実に固めるほか、フランスがコーチシナ・カンボジアを併合。
またサラワク王国も成立している。
東アジアでは日本が文明化し、列強入りしている。

文明化では他にシク王国(パンジャブ)が文明化。他、モロッコが95%、アチェ、インド諸邦のハイデラバード・マイソール・ジョードプルの90%が続く。

ところかわって自国に戻る。
1877年現在、ユーゴスラビアは南北セルビア・マケドニア・ヴォイヴォティナ・ボスニア・モンテネグロの6ステートからなる。
加えて、オーストリアに中核州を有する。

民族構成。労働者の人口は1.43M(143万人)。総人口は5.74M(574万人)。
セルビア人の53.4%が最も多く、以下ブルガリア人(9.8%)、ボスニア人(8.7%)、トルコ人(7.9%)、アルバニア人(5.3%)、南ドイツ人(4.9%)、画像では見切れているがクロアチア人(4.1%)、ハンガリー人(2.9%)、ギリシャ人(1.9%)の9民族が大きな民族である。その他が1.3%存在し、ヴォイヴォティナのルーマニア人(228Kのうち4.7%)・スロヴァキア人(同3.2%)が該当する。
宗教としては正教徒(セルビア・ブルガリア・ギリシャ・ルーマニア)、スンニ派(ボスニア・トルコ・アルバニア)、カトリック(クロアチア・ハンガリー)の順に多い。

識字率は南ドイツ人の60%~55%と北セルビア(旧セルビアの領土)の30%が大きいものの、旧オスマン帝国下の識字率の低さが大きく響き、国全体での識字率は18.5%と大きく停滞している。月0.03%は上昇するらしいが、これではきついので教育の研究を進めたい。あと聖職者比率は4%くらいまで持っていくと教育の効率がさらに向上する。

事務員はほとんど南ドイツ人がやっている。事務員には50%以上の識字率が必要だからだ。官僚・将校は旧オスマン領はほとんどがトルコ人だ。まずは官僚を増やしたいが、セルビア人が全くいない北マケドニアだけは最初から聖職者育成にする。

そんなこんなで時間は進み1881年4月。ドイツとオーストリアが開戦する。ある程度ボコられたタイミングで出撃する。

1882年9月、スラヴォニアとダルマティア割譲で和平。
(途中データ保存してなかったなんて言えない)

いつのまにかロシアがソヴィエト連邦に変化していた。ちなみに、この世界線ではイギリスも共産国家になっている。
後だが、アルタイ連合とシベリア共和国も独立している。

対イタリアに向けて

さて、だ。
イタリアは我が国の中核州のうち、イストリア・ダルマチアで被り、
うちダルマチアは上段で奪還したばかりだ。

イタリアは半島国家であり列強でもあるため、海軍力は有している。
対し我が国はほぼほぼ初期。申し訳程度にSteamersまで研究を進めたところだ。


一応北ドイツとは同盟を組んではいるものの、どうなるかはわからないところ。独伊関係は決して悪いわけではないし、むしろトルコとの関係が気になる。

1883年9月、北マケドニアで危機が発生。ブルガリア側に墺洪帝国が、我がユーゴ側にフランスが付いた。
おそらくだが、北ドイツもユーゴ側につくだろう。

まあ、すぐに白紙和平で終了したけど(スクショも忘れた)。

1884年7月、ついにブルガリアを併合。但し、ブルガリアを自国民に判定するにはさらなる技術が必要とのこと。
また、ブルガリアは今まで足りなかった綿花・羊毛も産出する。これで衣服も自給できるぞ。

次の矛先はルーマニア。オスマンやイタリアに対抗するためにももう1個港はほしいところ。

第5.5章 折り返し地点

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